世界で飲まれているドリンク3位のコーヒー。
普段、スタバやコンビニのコーヒーを飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
頻繁に飲んでいると、
「 自分でも淹れたいけど、そもそも何が必要なのか？」
と思う方もいるかと思います。
でも自宅で始めるとしても何を揃えたら？何にこだわったら？
そんな方のために「まず」何を買うべきなのかをお伝え出来ればと思います。
※噛み砕いて説明しているのでコーヒーに詳しい方からすると？な箇所があると思います。
コーヒー器具は大きく二種類
質問ですが、あなたはブラックコーヒーとカフェラテのどちらを家で飲みたいですか？
実は両者のどちらを入れるのかによって必要な器具や豆の種類が全く違います。
ブラックコーヒー：ふつうのコーヒー(＝ドリップコーヒー)
粗挽き―細挽きのコーヒー豆で抽出
器具はぺーパードリップがオーソドックス
カフェラテ：エスプレッソ＋牛乳
極細挽きのコーヒー豆で濃く抽出
エスプレッソマシンが必要
「あれ？カフェラテってブラックコーヒーに牛乳いれた飲み物ではないの？」
そんな風に思われる方もいるのではないでしょうか。
(私が昔そう思ってましたｗ)
正直それっぽい飲み物はブラックコーヒー＋牛乳でも良いと思います。
ただ、牛乳を入れるとコーヒーの味が薄まるので、通常のコーヒーよりも
濃く抽出できるエスプレッソのほうが向いています。
（エスプレッソの参考記事）
https://www.daiichifl.com/know/p/co001-espresso-is-c01.php
まとめると、
コーヒーの基礎を知りたい&ブラックもミルク入りも飲む
→ドリップコーヒー用の豆と器具
いつもコーヒーはミルク入り！
→エスプレッソの豆と器具
で良いかと思います。
コーヒー初心者が買うべき器具
ブラックコーヒー(ドリップ)
本当はブラックコーヒーの抽出にもいろいろな器具があります(サイフォン、フレンチプレス、エアロプレス、ネルドリップ…etc.)。
ただ、ぺーパードリップが一番オーソドックスな抽出方法かつどこでも器具が買えるので今日はぺーパードリップで必要な器具を紹介しようと思います。
必要なものその1：コーヒー豆
購入優先度★★★★★
①産地
沢山ありますが、世界の流通量1はブラジルなのでブラジルを選んでおけば無難
以下に主要産地の特徴を簡単に書いておきますのでお好みのものを！
ブラジル：甘く香ばしい、慣れ親しんだ味
初心者おすすめ度★★★★★
コロンビア：まろやかな酸味と苦味のバランス◎
初心者おすすめ度★★★★★
モカ：ラズベリーやオレンジなどの強い酸味、モカ臭とよばれる ※カフェモカのモカとは関係なし
初心者おすすめ度★★★
マンデリン：複雑な味、ヴィンテージワインに例えられる。
初心者おすすめ度★★★
《迷っている方へ》
ブレンドを選びましょう。単一の産地だけで飲むストレートコーヒーは産地の特徴がかなり出ますがブレンドは3～4種類混ぜられていてバランスの取れた味、飲みやすい味のものが多いです。
豆で迷っている方はお店のオリジナルブレンドを選ぶとよいでしょう。また、お店のオリジナルというのは 「お店の味の方向性」です。
オリジナルブレンドの好き嫌いでお店との相性が決まると思うので最初は
オリジナルブレンドを選んでみてもよいでしょう。
②焙煎
浅煎り～深煎りの豆どれでも構いません。
浅煎り：酸味が強く後味がすっきりしている、苦いのが苦手な人はこちら
深煎り：苦味が強くコクが深い
《ここは大切》
美味しいコーヒーというのは豆の鮮度がめちゃくちゃ重要です。
焙煎後100時間～1週間が飲み頃なので、いつ焙煎したか聞いてみましょう。
(美味しいコーヒーを求めるなら賞味期限1年後みたいなドリップパックはやめましょう…。）
③挽き方
豆or粉
豆のほうが鮮度が保たれますが初心者は粉にしてもらってよいかと思います。
挽き方も色々ありますが最初は無難に中細挽きで。
④販売単位(何g単位か)
最小単位で100g(8～10杯程度)～が多いと思います。
再掲ですが、豆は鮮度が命です！なるべく早く飲みきったほうがいいので
推奨は100gです。
必要なものその2：ドリッパー
購入優先度★★★★★
大きく分けて台形(3つ穴、１つ穴)と円錐のものがあります。
円錐→台形3つ穴→台形1つ穴でお湯の落ちるスピードが違う＝抽出される濃さが違います。
お湯の落ちるスピードが早いというのは慣れている方であれば自分の匙加減で調整できるということなのですが、初心者の方にはなかなか難しいので、台形3つ穴か1つ穴が良いかと思います。
また、1~2人用と3~4人用がありますのでお好みでどうぞ。
必要なものその3： ぺーパーフィルター
購入優先度★★★★★
ドリッパーにあった形状とサイズを買いましょう。
ドリッパーとセットで売っているものを買えば間違いないでしょう。
必要なものその4： コーヒーポッド
購入優先度★★★★
最悪やかんでも電気ケトルでも淹れられますが実は結構重要な器具です。コーヒーの専用ポッドは注ぎ口が細く長くなっているため湯量の調節が可能なのです。奮発してのご購入をおすすめします！
サイズが大きいもの、重いポッドは抽出時に腕が疲れますし注ぎが安定しないので注意を。
必要なものその5： コーヒーミル
購入優先度★★★
電動と手動があります。安いものはどちらも3000～4000円程度。
手動は疲れるので初心者には電動がオススメです。無くても粉に挽いた状態で買えばOK。
必要なものその6： コーヒーサーバー
購入優先度★★
味を左右するものではないので余裕があればご購入ください。
代用する場合はコーヒーの抽出加減が目で分かり、ドリッパーを乗せられる
大きすぎない口のガラス容器がよいでしょう。
必要なものその7：温度計
購入優先度★
初心者は無くてもOKです！
必要なものその8：温度計 ：スケール
購入優先度★
初心者は無くてもOKです！
コーヒーメジャースプーンでも代用可能。
以上お買い物リストです！
みき的最低限の要購入品はコーヒー豆、ドリッパー&フィルター、コーヒーポッドかなと思っています！よければ参考にどうぞ。
カフェラテ(エスプレッソ)
エスプレッソは基本的に直下式（マキネッタ式）と電動式のどちらかになります。ドリップコーヒーと比べると電動式は高いので予算との相談ですね！
必要なものその1：コーヒー豆
購入優先度★★★★★
①産地
ブラックコーヒーの産地と同じです。
ただエスプレッソは深煎りがほとんどで、深煎りの代名詞グァテマラあたりがおすすめです！
②焙煎
深煎り一択。（フルシティ～イタリアンロースト）
③挽き方
極細挽き
※この挽き方ができないミルも多く存在するので買われる方はご注意ください！
必要なものその2：エスプレッソマシン
購入優先度★★★★★
直下式(マキネッタ)と電動式があります。
直下式 (マキネッタ)：火にかけたときの蒸気圧を利用したもの 約3000円～
価格は安いのですがが電動式と比べると気圧が落ちるためエスプレッソの要となるクレマの抽出があまりできません。
電動式：文字通り電気を使ったもので全自動と手動がある。 約10000円～
直下式と比べると安価ですが安定したクレマの抽出ができます。
直下式と電動式のどちらをとるか….。悩ましい問題ですが直下式だと物足りなさを感じると思うので個人的には電動式で奮発していいもの(3万ぐらい)を買ったほうが良いのではないかと思います。
以上です！エスプレッソはブラックと比べると使用する器具の種類は少ないですがその分メーカーorマシンで値が張ったり置くスペースの問題もあるので検討の上ご購入ください！
次回は基本の淹れ方について記事にしますね～。